慢性的な歯科衛生士不足により求人数は多い
昨今、歯科衛生士は慢性的に不足している傾向にあるなか、在宅介護の現場からの訪問航空衛生指導の需要が高まるなど歯科衛生士の求人は高い水準を維持しています。
しかし、歯科診療所1医院に対する歯科衛生士数は1.4人と言われており、多くの業務を歯科医師1人で担っている現状があります。
これは、有資格者数に比べて実際に活動している歯科衛生士が少ないのが実情のようです。歯科衛生士は、ほぼ女性が占めている職業なので、結婚や出産で辞めていく人が多い傾向にあります。
したがって、歯科衛生士業界の求人案件は多く、他業種に比べて見つけやすい業界と言えます。
ただし、求人があれば良いとは限りません。自分の希望の条件で、理想の職場に転職するためにも求人案件の内容を吟味して選ぶ必要があります。
転職サイトに登録して求人を紹介してもらう
求人案件を探す方法としては、歯科衛生士専門の転職サイトに登録して希望の職場を紹介してもらう方法がおすすめです。
転職サイトでは、非公開求人と言われている登録者限定の求人案件があります。非公開求人は、転職希望者から応募が殺到する事態を回避し、採用側と求職者のミスマッチが無いよう一般の人からは応募できないようになっています。
したがって、人気の条件や高待遇の案件が多く含まれておりおり魅力です。まずは、転職サイトに2,3社登録して非公開求人を確認してみると良いでしょう。
書類の添削や面接対策のフォローだけでなく、面接日程調整や条件交渉など全て代わりに採用側と交渉してくれます。
さらに、多くの転職サイトではコンサルタントが実際に採用側へ訪問している場合が多いので、職場の雰囲気や人間関係などリアルな情報を教えてくれて入社後のギャップも軽減できます。
転職サイトのサービスは登録すれば全て無料で利用できるので、複数社に登録してみて自分に合ったサービスを選ぶと良いでしょう。
特に転職が初めての人は、転職のプロが転職活動の全てをきめ細かくサポートしてくれるのでおすすめです。
また、時間に制約がある人でもコンサルタントが代行してくれるので効率よく転職活動が行なえます。
ハローワークや求人媒体から歯科衛生士の仕事を探す
求人案件を探す方法としては、ハローワークや「とらばーゆ」などの検索型の求人媒体から歯科衛生士の求人案件を探す方法もあります。
転職サイトと異なる点は、ハローワークや求人媒体から転職先を探すときは全て自分で手続きを行なう必要があります。
書類の作成はもちろんのこと、面接日程の調整から条件交渉まで自分で採用担当者とやりとりを行い、転職活動を進めていく必要があります。
したがって、自分のペースで転職活動を行ないたい人、自分で全ての手続きを行いたい人にはおすすめの方法となっています。